どうも、クヌルプと申します。
【音楽】
ロック・ミュージックが好きです。Mr.Childrenから音楽に入ってロキノン系に進み、その後洋楽・邦楽ともにルーツを辿っていく、というありがちな遍歴です。
洋楽では、アメリカっぽいきらびやかな音よりもイギリスっぽい陰鬱な音が好きです。
好きなバンドは、THE BEATLES、Mr.Children、My Bloody Valentine、New Order、The Pillows、Pink Floyd、Radiohead、The Smiths、スピッツ、The Strokes、スーパーカー、The Velvet Underground、四人囃子、とか。順不同です。
【活字】
文学にしかできないこと。それは、人の内面をさらけ出させることです。
僕の場合、バンドみたいに作家単位で好きな人ってあんまりいないんですが、とても好きだと思える作家は2人です。
まずは、ヘルマン・ヘッセ。『郷愁』『車輪の下』『クヌルプ』といったノスタルジックであたたかな色彩を帯びた作品から、『デミアン』『荒野のおおかみ』『シッダールタ』まで…。己の生き方を求道し続け、どこまでも自分は一人なのだという悟りに至る彼の生き様が大好きです。
それから、村上春樹。子どもの頃に初めて読んだ時には、ここに出てくる登場人物みたいにいびつで奇妙な考え方をする人たちは実在するのだろうか…と思っていました。でも今では、人は誰でもどこかしら変で、調子はずれで、その狂った部分を埋めようと必死に他者と触れ合おうとしているのだと思うようになりました。『ノルウェイの森』が一番好きですが、初期三部作や『スプートニクの恋人』、『ねじまき鳥クロニクル』も好きです。
あとはあんまり作家単位で好きというのはないです。
他に好きな作品は、芥川龍之介『地獄変』『蜃気楼』、池澤夏樹『スティル・ライフ』、ウラジミール・ナボコフ『ロリータ』、カズオ・イシグロ『日の名残り』『私を離さないで』、川上弘美『センセイの鞄』『蛇を踏む』、沢木耕太郎『深夜特急』、J・D・サリンジャー『ライ麦畑でつかまえて』、ジョージ・オーウェル『1984年』、スコット・フィッツジェラルド『グレート・ギャツビー』、田辺聖子『私的生活』、フランソワーズ・サガン『1年ののち』『悲しみよ こんにちは』、武者小路実篤『友情』、村上龍『限りなく透明に近いブルー』、森見登美彦『夜は短し歩けよ乙女』、湯本香樹実『夏の庭』、といったところでしょうか。
小説以外も好きです。椎名誠の破壊的な文体に衝撃を受け、立花隆の好奇心の強靭さに憧れた学生時代でした。
【映画】
昔は映画をほとんど観なかったのですが、ハマってみるとこれが面白い。僕が映画をなんとなく敬遠していた理由は、「ぜんぶ目で見えてわかっちゃうからつまんない」というものでしたが、カメラという視点の外にあるものだってあるし、もっと言えば映画は文学のように心理描写をすることができないため、カメラに映っている人が実際に何を考えているのかがわかりません。その「目には見えないもの」について考えることこそが、映画の面白さだと僕は思います。
好きな映画監督は、と言えるほど、まだまだ映画を観尽くせていませんが、スタンリー・キューブリック、相米慎二、タナダユキ、デヴィッド・フィンチャー、マーティン・スコセッシ、溝口健二、ロマン・ポランスキーといった監督の作品が好きです。カテゴリー的なところでいえばアメリカン・ニューシネマに、作風でいえばノスタルジーを誘う作品、狂気を感じさせる作品に、どうも惹かれる傾向があるようです。
【お店やお酒】
仕事柄、もっとお酒が飲めたらなぁ、と思うことは多々ありますが、人とゆっくり話をしながら飲むお酒は大好きです。居心地の良いバーや喫茶店を探してあちこちうろつきまわるのも好きです。好きな街は、神保町、神楽坂、新宿三丁目、中野、京都の鴨川(街じゃないか…)。そのうち「銀座が好き」と言えるようなオッサンになりたいですね。
好きなお酒は、サイドカーやバスペールエール。どちらかというと洋酒が好きですが、日本酒や焼酎も勉強してみたい今日この頃です。
中高で野球をやっていたり、スキューバダイビングの免許を持っていたり、インドに1年間住んでいたりもしますが、根は完全なインドア派です。でもいつか、『深夜特急』みたく世界中を歩いてみたいなと思っています。
ご連絡は qnulp@yahoo.co.jp まで。仕事の話とかそうでない話とか、身の上話とかなんでもどうぞ。広告業界に興味ある方のOB訪問のリクエストも大歓迎です。
2014年以前のブログ:『Rail or Fly』